2025.3ダイヤ改正で大聖寺~金沢間に区間快速 各停との接続も

IRいしかわ鉄道は、2025年3月15日のダイヤ改正で、通勤時間帯に大聖寺~金沢間で快速列車を運転すると発表した。大聖寺~小松間の各駅に停車し、小松~金沢間は途中の能美根上駅松任駅のみ停車する区間快速として、朝に下り1本、夕夜間に上り1本を設定する。

 

大聖寺~金沢間における快速列車の運行は22年ぶり。IRいしかわ鉄道としては初運行とのこと。朝の下り区間快速大聖寺駅7時44分発・金沢駅8時22分着で運転され、所要時間は大聖寺~金沢間38分、小松~金沢間21分となる。金沢駅までの乗車時間を現行より最大16分短縮する。

区間快速が停車しない駅の利便性を確保するため、途中の小松駅で同駅8時5分発の普通列車(金沢行)に接続するほか、松任駅区間快速普通列車の緩急接続(区間快速松任駅8時14分着・8時15分発、普通列車松任駅8時11分着・8時17分発)も行う。快速運転を行う小松~金沢間で、8時台に下り普通列車を1本増発し、小松駅8時30分発・金沢駅9時4分着で運転する。

夕夜間の上り区間快速金沢駅18時20分発・大聖寺駅18時59分着で運転され、金沢駅からの乗車時間を最大11分短縮。この区間快速も含め、金沢駅を18時以降に発車する上り快速・普通列車4本を10分間隔とする。

 

朝に金沢発小松行の上り普通列車1本(富山発金沢行の列車を延長運転)、運転間隔の大きい平日10時台に小松~金沢間で普通列車を上下各1本(土休日のみ運転している列車を平日も運転)、夕夜間に金沢発松任行の上り普通列車1本(平日のみ運転)を運転するほか、利用の多い金曜日の21時台も金沢発小松行の上り普通列車1本を増発するという。